ブックメーカーのオッズ

このページでは「オッズ」について詳しく見ていきます。

オッズはブックメーカーの中でも根幹となる要素の１つで、オッズを知らずしてスポーツベッティングを楽しむことはできません。反対にオッズの仕組みや高いオッズのブックメーカーを知っておくと、スポーツベッティングが何倍も楽しくなるはずです！

ブックメーカーのオッズとは「ある予想に対して、その起こりやすさを表す数字」のことで、オッズが低ければ低いほど、その予想が起こることの確実性が高く、低いほど起こりにくいと考えられます。

例）サッカーの勝敗予想

この場合は、バルセロナの勝利のオッズが低いので、バルセロナが勝つ見込みがより高いということになります。

同時に、オッズは賭けが当たった時の配当の倍率でもあります。つまりこの試合でバルセロナの勝利に1000円ベットし、それが当たった場合、1000x2.3で2300万円の配当が手元に戻ることになります。

ブックメーカーのオッズについての基本知識がわかったところで、早速優れたオッズを持つおすすめブックメーカーを紹介したいと思います！

ブックメーカーでは多数の競技に膨大な数のオッズを提供していますが、スポーツごとにそれぞれオッズの特徴があります。ここではブックメーカーの人気スポーツについて、競技別のオッズを見ていきます！

日本ではオッズといえば、競馬が真っ先に思い浮かびます。中央競馬や地方競馬のオッズは、海外ブックメーカーも提供しています。

ブックメーカーの競馬市場では、ネット競馬にないオッズも見つかります。これは、JRAや地方競馬はパリミュチュエル方式を採用していますが、ブックメーカーは、文字通りブックメーカー方式に基づいてるためです。

競馬のオッズが［sp］と表示されている場合は、まだオッズが公開されていません。レースの開始前にはオッズが公表されるので、改めてチェックしてください。

例）2022年ジャパンカップのオッズ比較（2022年10月）

→　競馬のブックメーカーについてさらに詳しく

ブックメーカーのサッカー賭けに人気が集まる理由のひとつは、オッズの多様性です。

試合結果やゴールなどの基本のオッズに加えて、カード、コーナー、ゴールショット、交代などサッカーに独特のオッズがあります。

例えば試合結果のオッズが適当でないと感じれば、他の賭け方のオッズを探してみると、より価値のあるオッズが見つかる場合も珍しくありません。

例）2022年カタールW杯の優勝国オッズの比較（2022年10月）

→ サッカーのブックメーカーについてさらに詳しく

野球賭けに関しては、特に野球に詳しい日本のユーザーにとってオッズを比較する利点があるでしょう。

試合を観戦しながら、野球の知識を生かして変動するライブオッズに価値を見出すベッターも多数います。

例）MLB （メジャーリーグ）2023年ワールドシリーズ勝者のオッズ比較

→ 野球のブックメーカーについてさらに詳しく

ブックメーカーのバスケ市場は、NBAが中心となっており、どのベッティングサイトでもオッズが見つかります。オッズはもちろん、ブックメーカーごとに異なっています。

バスケは高得点の競技であることから、オッズのバリエーションも一層広がります。バスケは、事前ベットよりもライブベッティングが主流になり、ライブオッズで一稼ぎするチャンスが広がります。

例）NBA 22-23シーズン優勝チームのオッズ比較（2022年11月）

→ バスケのブックメーカーについてさらに詳しく

ブックメーカーのテニスのオッズは、バリエーションに富んでいます。試合の勝者予想に限らず、ゲームやセットの他、エース、ダブルフォールト、サーブブレイク、ラインチャレンジ、医療タイムアウトなども含まれます。

テニスも事前ベットよりもライブベッティングが中心となるため、ライブオッズの優れたブックメーカーを選ぶと良いかもしれません。

例）ウィンブルドン（2023年） 男子シングルス勝者のオッズ比較（2022年11月）

→ テニスのブックメーカーについてさらに詳しく

ここまで見てきたオッズはほとんどが「1.53」のような小数で書かれたものでしたが、実はオッズの表記方法には主に、以下の3つの表記方法があります。

1. デシマル（ヨーロピアン）式
2. アメリカン
3. フラクショナル

現在、日本ではデシマル式が最も一般的でデフォルトになっていますが、ほぼ全てのブックメーカーで、これら3つの表記が選べるようになっています。いくつかのブックメーカーでは、さらに多くの表記方法も選べるようになっています。

オッズの見方は単純です：オッズは各賭け方の種類（マーケット）に提供されており、デシマル表記の場合、それぞれの数字がそのまま予想が当たった時の配当の倍率となります。

最初に出したオッズの例をもう一度使って見ましょう！サッカーの勝敗予想でバルセロナに1000円ベットする場合：

このオッズではバルセロナが勝つと、配当は（1000x2.30）で2300円を受け取ります。賭け金の1000円を差し引くと、このべットで獲得した利益は1300円となります。

またバルセロナとレアル・マドリードそれぞれが勝つオッズ（2.30 vs 2.80）を比較すると、バルセロナが低いオッズになっており、バルセロナの方が勝つ見込みが高いということになります。単純に考えるとバルセロナに賭けた方が当たる見込みも高いということになりますが、そこはあくまでも「賭け」なので運次第という面も否めないことはよく理解しておきたいところです。

一方で、2.30というオッズを見た場合、例えば1.20や1.55などといったオッズよりは当然高く、バルセロナが勝つ見込みはレアル・マドリードが勝つ見込みよりも高いものの、決して圧倒的に勝つという見込みが立てられない、という意味にもなります。

最後に、ブックメーカーのオッズの仕組みについて詳しく見ていきたいと思います。オッズの基本的なコンセプトをわかっていれば、以下は必ずしも常に覚えておかなければならない情報ではありませんが、頭のどこかに置いておくと、さらにブックメーカーを楽しむために役立つことは間違いありません。

ブックメーカーのオッズは、賭け金の配当率を表していますが、一方でそれは試合の結果に対する確率をもとに弾き出されています。オッズを見れば、予想が当たる見込みを示しており、以下の計算方法にて、その確率を計算をすることができます。

例）ブックメーカーのオッズが「1.50」の場合、

1 / 1.50 = 0.67

確率は67％となります。

コンビネーションゲームとは、同じゲームまたはベットに複数の試合やイベントを追加することを意味します。この利点は、選択したイベントのオッズが高くなり、試合で非常に高いオッズを得られることです。

例）バルセロナがレアルマドリードに勝つオッズが2.30、マンチェスターユナイテッドがアーセナルに勝つオッズが2.30の場合：

2.30 x 2.30 = 5.29

この試合で1000円を賭け、バルセロナとマンチェスターユナイテッドの両方がそれぞれの試合に勝った場合、5290円、4290円の利益を獲得します。ただし、両方のチームが勝つことが条件となります。チームうち1つだけが勝った場合、1000円を失います。

ブックメーカーのオッズは、たいていの場合、選手のコンディションやチームのパフォーマンスなど、さまざまな情報をもとにしてオッズを出すオッズプロバイダーによって決定されています。

とはいえ、事前に公表されたオッズと試合開始直前のオッズは、異なる場合があり、ベッティングの選択肢や各市場の賭け金に応じて変動します。市場にオッズの変動を任せるブックメーカーもあれば、手動でオッズを調整するブックメーカーもあります。

オッズの仕組みや見方がわかったら、いよいよ実践してみましょう！→おすすめのブックメーカーを見る

またブックメーカーのオッズについてさらに知りたい方は、ブックメーカーの賭け方の種類のページもご覧ください！