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ブックメーカーのハンディキャップについて知りたい方へ
ブックメーカーでは、単純な勝者予想や得点予想をはじめ、膨大な数の予想に賭けることができますが、中でも人気なのが「ハンディキャップ」と呼ばれる賭け方です。その人気ゆえ多くのブックメーカーでハンディキャップに賭けることができます。
このページではハンディキャップについてわかりやすく解説するとともに、ハンディキャップが使えるブックメーカーについてそれぞれの特徴をレビューします!
目次
このページでは次の内容について読むことができます:
「ハンディキャップ」とは?
「ハンディキャップ」とはブックメーカーで人気のある賭け方の一つです。ある試合で2つのチーム間に明らかな実力の差が見られる場合、この差を是正するためにあらかじめポイントを足し引きし、それを加味したうえでの結果を予想する賭け方です。
【例】
チームAとチームBとの試合において、チームAに−1.5、チームBに+1.5のハンディキャップがそれぞれ与えられていた場合、スコアが「2対1」でチームAが試合に勝ったとしても、ベッティング上はハンディキャップが考慮されて「0.5対2.5」という計算となり、チームBの勝ちとみなされます。
通常、このように対戦チームの実力に明らかな差がある場合、本命に対する勝敗予想のオッズが低くなる=予想が当たった場合の配当も減るため、ユーザー側のメリットも大きく減ることになります。ハンディキャップはそれを克服するための賭け方とも言えます。
ハンディキャップには主にヨーロピアンハンディキャップとアジアンハンディキャップの二種類があり、その詳細については下記で解説します。
ちなみにハンディキャップは事前ベットが一般的ですが、進行中の試合に賭けることも可能です。ただし、その場合の得点の扱いについてはブックメーカーによって異なります。
つまり、試合全体でのスコアがハンディキャップの対象となる場合と、ベット後から試合終了までに動いたスコアのみでハンディキャップを足し引きする場合があります。この場合は、試合開始からベットするまでの得点は無視されることになりますので、勝ち負けを判断するのがやや難しくなると言えます。
試合中にベットしたいとき、そのブックメーカーがどちらのタイプかを知るには、ベットスリップを確認してみましょう。ベットベットスリップに現在のスコアが表示されている場合は、ベット後のスコアの動きのみが対象となり、現在のスコアが表示されていないブックメーカーの場合、現在のスコアは関係なく、総合点での点差となります。
多くのブックメーカーで複数のハンディキャップを用意しています
「ハンディキャップ」のルール:まとめ
ここまで出てきたハンディキャップのルールをまとめると、以下のようになります
- 対戦チーム間の実力差を是正するために、試合終了時のスコアにポイントを加算・減算して勝ち負けを判定
- 試合中のハンディキャップに賭けた場合、ベットしてから試合終了までのスコアにハンディキャップを足し引きする(例外のブックメーカーもあり)
- 単純な勝敗予想の「マネーライン」などよりも複雑なので、多少経験者向きかもしれません
ハンディキャップベッティングの種類
ハンディキャップの種類は、主にヨーロピアンハンディキャップとアジアンハンディキャップがあります。その違いはそこまで大きなものではありませんが、簡単にまとめると以下の通りです。
また、実はすべてのブックメーカーでこれらハンディキャップベッティングが使えるわけではないので、それぞれの賭け方ができるおすすめブックメーカーもいくつかピックアップします!ぜひブックメーカー選びの参考にしてみてください。
ヨーロピアンハンディキャップ
ヨーロピアンハンディキャップは、ホームの勝利、引き分け、アウェーの勝利にかけられるハンディキャップです。選択肢が3つあるため「スリーウェイ・ハンディキャップ」、あるいは単に「ハンディキャップ」とも呼ばれます。
またハンディキャップは基本的に整数(小数点はなし)となります。そのため、下で説明するアジアンハンディキャップよりもややシンプルで、初心者の方には、こちらがおすすめかもしれません。
アジアンハンディキャップ
アジアンハンディキャップは、引き分けには賭けられないハンディキャップです。引き分けとなった場合はベットは無効となり、返金されます。そのため「ツーウェイ・ハンディキャップ」とも呼ばれています。
またアジアンハンディキャップでは、ハンディキャップが0.5刻みで小数点付きになっているという違いがあり、さらに「-1.5,-2」や「0.0,+0.5」のように2つセットになっているオプションもあります。これらハンディキャップが2個ついたオッズへ賭けた場合、賭け金を二等分してそれぞれのハンディキャップで計算することになります。
【例】
仮にハンディキャップが2個ついたオッズに100ドル賭けた場合、まず賭け金が自動的に50ドルずつそれぞれの条件に割り振られます。
その場合、ベットの結果は「両方で勝ち」「半分で勝利、半分はドローで返金」「半分勝利、半分は負け」「半分は負け、半分はドローで返金」「両方負け」という5通りの可能性があります。
ハンディキャップベットの使えるスポーツ
ハンディキャップベッティングはサッカーでよく知られていますが、他にも多くのスポーツで賭けることが可能です。下に紹介するのは、多くのブックメーカーでハンディキャップの賭け方が提供されているスポーツです。
それぞれで異なる考え方やコツがあるので、それも合わせて紹介していきます!
(各スポーツ名をクリックすると、詳細な説明が開きます)
- サッカー
元々ブックメーカーで最も人気のあるスポーツではありますが、ハンディキャップベッティングが最も頻繁に楽しまれているのもサッカーかもしれません。
試合中に決まる得点もそこまで多くはない(基本的に1桁)なのでハンディキャップを計算するにしても、そこまで難しくはならないはずです。一方で、得点がそう頻繁に決まらないという特性ゆえ、ちょっとした判断のミスが命取りになる可能性もあるため、ハンディキャップにベットするにあたっては、慎重さが求められると言えます。
- バスケ
バスケでもハンディキャップが使えますが、バスケベッティングでは一般的に「ポイントスプレッド」という名前が使われています(ブックメーカーによっては「ハンディキャップ」という表記になっていることも)。
バスケは1試合あたりの各チームの得点が100点を超えることも珍しくなく、非常に得点の入りやすいスポーツであると言え、その点ではサッカーなどのハンディキャップほどの慎重さは求められません。一方でNBAなどの試合では番狂せも珍しくないので、対戦チームに関する事前の情報集めをすることをおすすめします。
- テニス
テニスのハンディキャップではほとんどの場合、「ゲームハンディキャップ」と「セットハンディキャップ」という2種類が提供されています。
「ゲームハンディキャップ」は、各選手が取ったゲーム数の合計にベットすることになります。
例えば、選手Aと選手Bと対戦で、選手Aの-6のハンディキャップにベットし、結果が6-4、6-2、6-4だった場合、それぞれが取ったゲーム数は18−10になります。この時、選手Aのハンデ分(-6)を差し引いても選手Aが勝利したことになるので、ベットにも勝つことになります。
一方、「セットハンディキャップ」は、選手のセットカウントによる勝負を予想し、そこにハンディキャップを加えることになります。ハンディキャップの選択肢は「±1.5」か「±2.5」となります。
例えば選手Cと選手Dの試合で、ハンディキャップ「選手C -1.5」に賭けた場合は、選手Cが3-0か3-1で勝った場合、ハンディキャップの1.5差し引いてもセット数が上回っているので、予想が的中となります。反対に「選手D +1.5」のハンディキャップにベットした場合、選手Dが試合に勝てばもちろん予想的中となりますが、3-2で選手Cが勝ったとしても、ハンディキャップの1.5を加算すると選手Dが上回るため、予想的中となります。
- 野球
野球ベッティングには「ランライン」という賭け方があり、これが他のスポーツでいうハンディキャップの賭け方に該当します。(「ハンディキャップ」という表記のブックメーカーもあります)
ランラインは、マネーライン、トータルスコアと並んで、野球ベッティングのメインの賭け方で、これら三つを合わせて「ゲームライン」と呼んでおり、ランラインをお探しの際は、ゲームラインのカテゴリーを見てみましょう。
他スポーツではハンディキャップがいくつも提供されますが、野球のランラインではハンディキャップは常に「±1.5」で固定されています。つまりハンデが「-1.5」のチームでベットに勝つには、チームが2点差で勝つことが必要となり、逆にハンデが「+1.5」のチームは1点差での敗北か、試合に勝つことが必要となります。一方、賭けた側には「オルタナティブハンディキャップ」というランラインを増減させるチャンスも与えられます。
- ラグビー
ラグビーでもサッカーと同様にハンディキャップがありますが、基本的には小数(0.5刻み)のハンディキャップのみとなります。
- アメフト
アメフトでもやはりハンディキャップを使うことができ、特にアメリカのNFLで非常に人気の賭け方です。アメフトのハンディキャップには「ポイントスプレッド」という名前が使われていることが多くあります。
アメフトではポイントのシステムや得点パターンの特性上、その試合はキックによる追加得点付きのタッチダウン(7点)と、フィールドゴール(3点)の点差で終わるケースが非常に多くあります。よってこうした数字をわずかに下回るマイナスのハンディキャップや、わずかに上回るプラスのハンディキャップが、大きな意味をもつことになりますが、いずれにしてもアメフトのルールをよく知った上で挑戦した方が良いかもしれません。
ハンディキャップのおすすめブックメーカーレビュー
ここまでハンディキャップの種類や賭けられるスポーツなど、ハンディキャップについて深くみてきましたが、ここではハンディキャップにベットできるおすすめブックメーカーをレビューしていきます。
カジ旅
多彩な高オッズを提供するカジ旅ですが、特にサッカーでは主要リーグの試合で、非常に多くのハンディキャップのオッズに賭けることができます。他にも野球、バスケ、卓球、バレーボール、ラグビーなどの人気スポーツで、ハンディキャップベッティングが提供されており、その競技の数は他のブックメーカーよりも多めです。
ハンディキャップは各競技で違う呼び方が与えられていることも多いですが、カジ旅ではすべて「ハンディキャップ」で統一されている上でに、タブもあるので見つけやすいです。
【ハンディキャップにベットできる主なスポーツ】
- サッカー
- 野球
- バスケ
- ラグビー
- 卓球
- バレーボール
遊雅堂
遊雅堂ではプレミアリーグなどをはじめとしたサッカーの主要リーグで、ハンディキャップを使うことができますが、特にサッカー、アメフトにおいては「ハンディキャップ」のオッズのタブが用意されており、非常にわかりやすく見つけられます。
【ハンディキャップにベットできる主なスポーツ】
- バスケのゲームライン(スプレッド)
- テニス
- 卓球
- アメフト
- 野球など
bet365
サッカーの試合におけるアジアンハンディキャップは2種類の数字が与えられたタイプのハンディキャップですが、それに加えて「アジアンライン」というタブから、多彩なアジアンハンディキャップを使ってのベッティングを楽しむことができます。
また他の競技でも、野球のランライン、バスケやアメフトのスプレッドなど、多くのハンディキャップベッティングが提供されていますが、アイスホッケーでハンディキャップにベットできるブックメーカーはここ以外にはあまりありません。
【ハンディキャップにベットできる主なスポーツ】
- サッカー
- 野球
- バスケ(NBA)
- アメフト(NFL)
- ラグビー
- アイスホッケー、など
コニベット
初心者でも使いやすいコニベットでは、アジアンハンデやヨーロピアンハンデの他、「日本式ハンデ」という独自のオッズを用意しています。こちらでは、引き分けあり、10%刻みで10~100%の10段階にオッズが提供されているので、ユーザーにとっては勝つチャンスが増えるようになっています。
【ハンディキャップにベットできる主なスポーツ】
- バスケのゲームライン
- テニス
- アメフト
- バレーボール
- ハンドボール
- 野球(ランライン)
など
ラーメンベット
比較的新しいブックメーカーのラーメンベットでは、カジ旅などと同じようなシステムを使用しており、非常に多彩な数のハンディキャップのオッズを提供しています。
ベットしたい試合を選ぶと、「ハンディキャップ」のフィルターで絞り込むこともできるので、使い勝手も非常に良いと言えます。
また本サイトから登録した場合は、限定の入金不要ボーナスがもらえます(登録時にボーナスコード「BIJ」を入力)ので、ぜひ利用してみてください!
【ハンディキャップにベットできる主なスポーツ】
- サッカー
- 野球
- バスケ
- ラグビー
- 卓球
- バレーボール
10bet
サッカーでは合計得点のハンディキャップの他、前半、後半の得点でのハンディキャップなどが使えますが、他の人気スポーツでも広くハンディキャップにベットすることができます!
【ハンディキャップにベットできる主なスポーツ】
- バスケ
- アメフト
- サッカー
- 野球
- テニス
- ラグビー
ブックメーカーのハンディキャップに関するよくある質問
「ハンディキャップ」はブックメーカーで提供されている賭け方の一つで、ある試合で対戦する二つのチームの実力差が明らかな場合、それを是正するために、あらかじめポイントを加算、あるいは引いた状態から、勝ち負けを決める賭け方です。
さらなる詳細については、本ページ内の「ハンディキャップとは?」のセクションをお読みください!
ハンディキャップは単純な勝敗予想とは一味違ったエキサイティングなベッティング体験が期待できますが、元々のスコアにハンディキャップを加算するという点で、単純なマネーラインなどの賭け方よりも複雑になります。
そのため、全くの初心者の方がチャレンジするにはややハードルが高いかもしれません。ただし、遊雅堂などのブックメーカーで簡単に賭けられるのでおすすめです。
アンハンディキャップは、ハンディキャップベッティングの中でも加算される数字が「0.5」「1.5」「2.5」など小数点付きになっている賭け方です。
またアジアンハンディキャップでは「勝ち・負け」のいずれかにしか賭けることができず、仮にハンディキャップを加算した結果、試合が引き分けになった場合は、そのベットは返金されることになります。
詳しくは、本ページ内の「アジアンハンディキャップ」の項目をご覧ください。
ヨーロピアンとアジアン、二つのハンディキャップの違いは、加算されるハンディが整数か小数付きかにあります。
ヨーロピアンは1、2、3といった整数なのに対し、アジアンハンは0.5、2.5などの小数を用いることから、アジアンハンディキャップ予想がやや難しいと言えます。